【着席の手順と、朝食への作法について。】 [本原章一ダンス公演DVD]

本原章一氏のダンス公演作品を収録したDVD。

静かにしてじわじわと寄せる呼吸（生）を感じる様な眩暈をどうぞお楽しみ下さい。
「三本足の鰐」の続編として公演された本作品。
果てしない場所、具体的、具現的にそれらを感じた前作とまた違い、密室をイメージする。
ペンダントライトの灯る部屋には生に具体性が出て、
少し体温か、湿度かを感じつつ静けさは変わらず。
その「間」にひとりのひとの如何様とも言えないものが滴る作品。

本作品公式データより

「三本足の鰐」の続編として製作された作品。繰り返される日常に介入する非日常。シュヴァンクマイエルへのオマージュも込められている。
随所に現れる、怪オブジェ作家・マンタム氏の美術も見所の一つ。

収録時間：約75分
公演日：2011年11月6日(日)
会場：パラボリカ・ビス
構成、演出、出演：本原章一
選曲、演出協力：今野祐一
美術：マンタム
照明：岡野昌代
ジャケットデザイン：庄司瞳
撮影・編集：御代田直樹

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本原章一氏プロフィール

1989年、ノイバウンテンのPV「半分人間」に影響を受け、京都の舞踏カンパニー白虎社に入団。舞踏のメソッドを学ぶ。
香港・メキシコ・ブラジルでの海外公演からストリップ小屋のショーダンス・大道芸の金粉ショーに至る、多岐にわたった舞台を経験。
1995年、白虎社解散後に上京し、コンテンポラリーダンスを始める。
1997年、ＳＰＡＣ（財団法人静岡県舞台芸術センター）ダンス部と3年間の契約。フランス・ヌーベルダンスの振付家、ジャン＝クロード・ガロッタ氏のもと、『ユリシーズ』『ママーム』などの代表作品に出演。
2000年以降はニブロール、ノマド~ｓ、ルーデンス、山田うんカンパニーetc、東京のコンテンポラリーダンス系の舞台に数多く出演。
2004年、丹野賢一『026-METAL』での演出補佐担当を機に舞台美術にも関わりはじめる。
2007年よりMONT★SUCHTの出演と振付を担当する。
主宰・由良瓏砂の提示する幻想的かつ神秘主義的世界感と、舞踏・コンテンポラリーダンスの身体テクニックの融合を実験中。

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