TH No.50 "Body as Object"「オブジェとしてのカラダ〜トルソと手と脚と頭と…」
Toe Cocotte販売価格: 1,500円(税込)
幅広く詳細に詰め込んだ面白い一冊。
TH No.50 "Body as Object"
A5判224頁・ISBN 978-4-88375-138-9
発行=アトリエサード/発売=書苑新社(しょえんしんしゃ)
胴体、脚、手……人はしばしば身体をパーツに分解して考える。
そこから見えてくるもの、もしくはそこに感じられる偏愛とは!
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■主な内容
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▼四方山幻影話11●写真・文=堀江ケニー
▼大野公士〜空洞の身体に宿る魂
▼衣倆〜手足のもげた身体といとおしげな表情
▼清水真理〜〝奇跡〟をもたらす苦難
▼中村趫〜蠱惑のマンドラゴラ幻想●相馬俊樹
▼酒井孝彦〜人体の形態の美学
▼イ・ブル展〜「欠損」を通して夢見るさらなる未来のユートピア
▼こやまけんいち絵本館9〜通勤鉄道ファンタジア●絵と文=こやまけんいち
▼辛しみと優しみ8●人形・文=与偶
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▼【対談】 須川まきこ×片山真理〜義足であることから生まれた表現●取材・文=沙月樹京
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▼トルソ、謎の化身〜アバカノヴィッチの作品を中心に●樋口ヒロユキ
▼魂の容れ物としての胴体〜神話に於けるトルソの位置付け●べん いせい
▼トルソの中心にあるもの〜女性器幻想●大野英士
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▼ハンス・ベルメール〜欲望と女体の解剖学/第三回 ベルメールと写真〜欲望の謎めいた発露●宮川尚理×相馬俊樹
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▼西洋人はヒールが好きかもしれないけど日本人は裸足が好きなんだよ、という話〜もしくは、脱ファルスとしての絶対領域●沙月樹京
▼やがて哀しきミス・トルソー、または人体へのあいまいな欲望●浦野玲子
▼十九世紀バレエと脚フェティシズム●相馬俊樹
▼脂肪と筋肉〜「トルソとしてのKK」c/w「フィジカルであることの欲望」●本橋牛乳
▼胴体エレジー/あのころこけし職人になろうと思っていた/kokeshi pop展に行ってきました。●絵と文=斎藤栗子
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▼《コミック》 DARK ALICE 01.エリザ●eat
▼《小説》 失せもの屋〜羊歯小路奇譚●最合のぼる
▼〈Doll house note 5〉 視覚のフェティシズム●西川祥子
▼私が愛した生首アラカルト〜諸星大二郎、倉橋由美子、そしてろくろっ首●日原雄一
▼おぼんの上の、オンナのカラダ。〜ストリップの身体をみつめて●安達真実
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Review
谷崎潤一郎「鍵」●林アサコシェイクスピア「タイタス・アンドロニカス」●市川純
中島らも「DECO-CHIN」●日原雄一若松孝二監督「キャタピラー」●梟木鈴木卓爾監督「鋼」●eat
江戸川乱歩「指」●古川沙織 ほか
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▼カドゥケウスの杖 04〜おばけ三昧●高原英理
▼美のパルマコン11〜アール・ブリュットについて●樋口ヒロユキ
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TH RECOMMENDATION
▼ジョセフ・ナジ インタビュー〜ナジという存在●志賀信夫
▼田川春菜展〜ぽっかりさせる少女
▼松井冬子展―世界中の子と友達になれる―〜「痛み」の作家、松井冬子が震災後に描いたもの●樋口ヒロユキ
▼最合のぼる×黒木こずゑ〜奇妙な物語×幻想的な絵、暗黒メルヘン競作集
▼ぴんから体操展/江津匡士展/「愛猫狂」展
▼「石子順造的世界美術発・マンガ経由・キッチュ行」展
▼〜キッチュを見つめた「面白い」だけど「いい」という美意識●樋口ヒロユキ
▼パリのポンピドゥー・センターでの日本の漫画展《プラネット・マンガ》▽萩尾望都のワークショップと講演▽竹宮惠子インタビュー〜すべての垣根を越えられる●有科珠々
▼陰翳逍遥6〜松井冬子展、清水晃・吉野辰海展、村山知義の宇宙、ピーター・ブルック「魔笛」●志賀信夫
▼映画「第九軍団のワシ」〜実に丁寧にヒストリカルに寄せた画面構成●徳岡正肇
▼2011年度金蟹賞〜ファンが選ぶ中国語圏映画ベスト10〜作品賞第1位は『無言歌』●小谷公伯
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TH FLEA MARKET/釣崎清隆、加納星也、小林美恵子、志賀信夫、村上裕徳ほか
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表紙/写真:堀江ケニー、人形:森馨
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Toe Cocotte販売価格: 1,500円(税込)